熊本の皆様、、、其の二

実は今年の展示会、初日から ガラッガラ だったんです

もちろん、その週に個展をしてる作家さんたちの ジャンル で

集客の総合力にも、影響があると思います

今週は 僕と、陶芸と、さおり織りと、ワイヤーアート の4名でした

 

しかし数年前から、コロナでお客さんがめっきり減っていたんで

それを見越して、やりかけの作品を作ったりも してました

で、、、初日の売り上げが 1500円

これはもう 完全にシマエタと思いましたね

9年目にして、初の赤字で帰ることになるんじゃね~かな ってね

 

そんな時、熊本日日新聞の 川崎記者が来てくれました

取材してくれるのは3年目で、僕の作品を絶賛してくれていて

今回は、鳥獣戯画のお皿を購入してくれました、有難うございました!

 

まあ、それでも初日から 火曜、水曜、木曜 と

「ほんなこつ、こぎゃんかと、初めてみましたぁ~」 とか

「たい~がい 良かっですなぁ~」 とか

お褒めは頂きながらも、まる赤字の状態が続いてたんです、、、が

 

すると突然、写真家という山口さんが、僕の作品に感動してくれて

3点ほど購入され、お寺や仏教や、相撲や歴史など 詳しく話してもらったり、、、

 

翌日、また来館されて 

撮った写真のプリントをくれたり、島田美術館で個展したらいいよ~と

資料を持ってきてくれたり、感激でした、有難うございました!

 

するとまた、新聞の影響か、神様の降臨か

作りかけの龍のかごを 予約で購入されるご婦人が現れたり

大阪から旅行の二人組の女性に こぎられながら 3点買ってもらったり

 

この時点で、売上が経費を上回りだして

変な腹痛も治り、安心して眠れる夜が訪れはじめたんです

 

そして、いつもお世話になってる中川さんが来てくれて

「秀吉の書状のストール」 を買ってくれたり

 

お土産に蜜柑と、焼酎を頂いたり、いいことが続きました

中川さん、いつも本当に有難うございます

お体を大切になさってください、また来年お会いできればと思います

 

それでどんどん週末にかけて

運気が上がってるような気がしたところ、、、

最終日に、大垣さんも 友達を連れて来てくれて

手提げかごを 2個も別注で依頼してくれました

 

2年前に購入された手提げも、いつも使っていて、どこへ行っても

この手提げで話題になるんですよ~と 言ってくれました

 

というわけで、今年の熊本の展示会は成功に終わりました

 

期間中、ちょっと感激した話をしますと

天草から来た 小学生の女の子が作品に感動して

「わたしも おじちゃんみたいに作れるようになれるかなぁ、、、」

って、言うんで

「絶対なれるよ、おじさんが保証するから、頑張ってね」

と、言ってあげました

 

作るのが好きなら、ぜひ、手作り作家になってもらいたいです

カネは儲からなくても、人生に充実感は得られると思います

あの子が大人になって 一閑張りをやろうと思った時

もし僕が生きてたら、教えてあげましょう。