熊本の皆様、有難うございました 其の一

はや9年目を迎えた、「熊本県伝統工芸館」 での個展

今年もまずは、65才の若さで亡くなられた

尊敬するおじさんの 「書」 をかけて、準備を始めます

 

什器は、だいたい、こんな感じでいいかな、、、

 

はい並び終わりましたぁ~、30分ぐらいでした、、、

僕は、陳列と片付けが異常に早いことで知られています 

それは慣れもあるだろうけど、 まぁ、いい加減さかな、、、

 

最近は、宝箱とテッシュBOXが人気なんで

そのあたり充実させてきました

 

工芸館は、熊本城のすぐ右手に位置しています

駐車場や入館は無料なので、気軽に工芸品を見ることができます

 

駐車場から見える熊本城も素敵ですよ

さあ、時間が余ったんで熊本城に行ってみましょう

 

はじめに毎年恒例の 「加藤神社」 で展示会の成功をお願いしました

現在、震災を乗り越え、天守閣は立派に修復されました

 

しかしまだ、石垣などの大規模な工事は続いていて

完全復旧のメドはついていないのが現状のようです

 

そして今回、お客さんから聞いたのは、築100年の自宅が震災で全壊し

保険も入ってなくて、仮設住宅に入居し、それも退去させられた今

「あたしの人生は、どがんもこがんもならんですよ

   だから作品が欲しかっばってんが買いきらんで、すいません、、、」

という、心が痛くなるような言葉でした

 

「そうだよな、、、僕は仕事ができてるだけ幸せだよなぁ、、、」

そう思いながら

僕は 「ブラック・モンブラン」 を食いました

 

会期中、一週間宿泊するのは、恒例の 「旅館みやこ」 さん

風呂と便所が共同ですが、一泊3000円 です

 

浪人生活のような一週間ですが、案外 楽しいんですよ

今年の展示会、何が起きるかたのしみです

 

続く、、、。