ぶらっと 南さつま、知覧

南さつま市に来ております

今回の旅の大きな目的のひとつに、万世と知覧の 

「特攻平和祈念館」 で、手を合わせたいという思いがありました

 

まずは 「万世特攻平和祈念館」 

鹿児島県南さつま市加世田高橋1955-3 開館9:00~17:00 休館 年末年始

入場料 大人310円 子供150円 団体、障害者割引もあり

 

(零式三座水上偵察機

九州人でありながら、しかも還暦にもなって初めてここを訪れた僕は

些か 申し訳ない気持ちで拝観させて頂きました

 

僕は、この時代に生まれてきて良かったと、何度思ったことか、、、

 

平均 17才から23才ぐらいの(優秀な)若者が

机上の年寄りの意地で、国の為に死ねと言われて突っ込んで逝った事実

 

それがどんなに無念で、どんなに怖かったか
自分が17才の時に、はたして平常心でそれができたのか、、、

 

隣町のヤンキーと喧嘩になるだけでも怖いことなのに

「死ぬ」 ことが決定で飛び立つなんてことがあっていいのか!

という思いでいっぱいになりました

心よりご冥福をお祈りいたします

 

さて次は、「知覧特攻平和会館」 に到着しました

 

鹿児島県南九州市知覧町郡17881 開館 9:00~17:00 年中無休

入場料 大人500円 子供300円 団体割引あり

 

ここでは、入場料500円+鹿児島水族館1500円 =2000円のところを

共通券で1600円というシステムがあり、それを購入しました

 

これは、三角兵舎と呼ばれる隊員の宿舎の復元です

国の為に死にゆく者を、こんな粗末な寝床に押し込んでたんですね

 

館内の写真撮影OKは、この零戦だけとなっていました

 

軽量化のためか、意外に薄っぺらい感じがしました

 

遺書や、血書や、寄せ書きを、心で手を合わせながら

時間の許す限り拝読させていただきました

その達筆で美しい書体と文章のなかに

当時の若者の、純粋で聡明で崇高な精神性を感じました

 

僕なんか、この子らの年齢からずっと 遊び散らかしてきて

恋愛や趣味や、仕事や旅行や、音楽や飲酒や、好きなだけ暴れてきて

そんな一度きりの人生を バッサリ断ち切られてしまった若者たちに

本当に感謝し、尊敬しております

あなたたちがいたから、僕は今、平和な日本に生きられています

ありがとうございます。

 

知覧の武家屋敷にも、ちょっと立ち寄ってみました

 

箪笥がいいですね、職人の技術に感心します

 

特攻平和会館を見たあとだから、まだ どよ~んとしてる

 

こういうの、ちょっと和みます

お茶屋さんで、抹茶ソフトクリームとか、食べてみました

 

知覧の町、いいところですね

 

「知覧城」 は、山道しかなさそうなので 時間的にスルーしました

 

続く、、、。