うちの お袋ってのは、、、

裏ブログ、、、

長く放っておいたんだけど
チェックしてくれた人たち ありがとうございます!

今回ちょっと 現在の心境なんか
自分の日記として書くんで 面白くないと思います

うちのお袋は昔から

痩せぎすで、趣味もなくて、家事も下手で
取り柄といえば 人の悪口を言わないこと、よく笑うこと

人の誕生日を覚えること、墓参りを忘れないこと、ぐらいかな

日常の生活は 常に旦那様中心で
子供のことはあまり関心なし 食わせりゃ育つだろ、みたいな、、、

中学ぐらいから オレが不良になっていって
警察にたびたび捕まるようになっても

お袋はいつも 飯だけは作ってくれた

仕事中心、、、ていうか外で遊ぶこと中心の親父は
オレらも、お袋も ほとんど遊びに連れて行ったこともない

それでも 何も言わず
お袋ってのは いつも家にいるだけの人生やった

そんなお袋が44才の時に 倒れて
脳腫瘍やった 助からんかも知れんってさ

21才のオレはそん時 大きな衝撃を受けて
人は、一生懸命に生きなきゃいけないんだって 分かったんだよね

十数時間に及ぶ手術を 二度も受けて
お袋は 奇跡的に助かった

でも 脳をいじくってっからね
後遺症で右側の手足とか 顔面とかが少し麻痺した

それでも 現在の76才まで

外で女遊びばっかりする親父をよそに
しっかり生きてきたんだわ

でも 数年前に少しだけど、脳腫瘍が再発してボケはじめて
また倒れて 背骨を折って入院したんだよね

そんでまた リハビリで奇跡の回復をして
ボケながらに 今も家にいる

ところが今度は 親父が弱りはじめてさ
団塊の世代に多い 女房依存症というか

年老いた時に気づいたら 女房しか隣にいなかった
どんなに裏切ってきても ふと見たら 女房がいた

その女房が 先にボケていったら
オレは 取り残される、、、という恐怖なんだろうね

親父は、特に何もしてないのに
女房の介護はオレがやってるって 人に言い回って

家事は全部やってるって 嘘までついてたんだけど
そのうち親父は オレの方が具合悪い、具合悪いって 言い出して

ことあるごとに お袋を罵倒し
言葉の虐待をするようになって

オレが 「なんば言いようとね あんた!」

って常に怒ってやらんと 
手も出しそうな状況やったんよ

でも 今では親父も痩せこけて その元気もなく
廃人のような毎日を過ごしてるんだよね

オレは 自分の女房と
このグダグダの家庭を どう平穏に過ごすか悩んでる
二人とも働いてるんで ストレスも限界なんだよね

デイケアーサービスに お袋を週3回行かせ
ケアマネージャーとかいう 女性のカウンセラーとも打ち合わせして

とにかく、暴力とか、火事とか
大変なことにならんよう 考えてるとこ

お袋は 少しボケてるけど

あの人は 分かってるんだよ

自分が最後まで亭主に逆らわず 我慢すればいいことを
昭和の妻って 献身的だもんね

病気して、年取ってからはオレら兄弟も
親戚の人も いろいろ遊びに連れて行ったから

まあ、お袋も楽しかっただろうけど

自分の親が まったく違う様子の人間に変わっていくっていうの、、、
複雑だよね

お袋はまだ オレの名前を呼べる

今のうちに

ありがとう、、と 言っておくかな。