バンコク 其の二

二日目の朝は 清々しくホテルのオープンカフェで朝食
10分に一度ぐらいは 行商が声をかけてきます

サングラス、ぬいぐるみ、バッグ、時計、花など
ちょっとでも興味を示すもんなら しつこくされるんで
怖い顔で マイアオ! (いらん)と言うのです
でもね、、、
心では あんたら頑張ってるねって 思いますよ


先輩の K師範がタイマッサージに行きたいと言うので
それから歩いて探すと 一時間300バーツ(750円)の店があり
K師範には写真の女性がつき、  僕には 「たのしんご」 に似た
可愛い感じの青年が来ました

マッサージは 確かに上手で疲れが取れましたが
青年は時々 僕の股間をチラッと触るんですね
三回目に触られたあと、 さすがにイラッとして

「おい、オレはそっちやないけんな!」

そう博多弁で言うと なんか分かったみたいで

「オーケー ソーリーソーリー」と
何度も手を合わせ 謝ったんで、蹴るのはやめました

実は K師範もマッサージ中 女性に迫られたらしく
可哀そうなんで少しチップをあげたそうです
どうせ迫られるならオレも女がよかったなあ と同時に
こうしないと食えないんだろうなあ と感じました

バンコクは 慢性的に大渋滞です
嫌ならモノレール またはバイクタクシーでしょう
写真の左下に そのバイタクが走っていますね

次に 有名なシルク屋さんに訪問しました
一番大きいのは 「ジムトンプソン」なのでしょうが
なんか気取って高いんで 「シナワット」に行きました

一生懸命 説明してくれた店長さんと記念撮影



生地の完成度のことを言うと 酷でしょうね
タイシルクの良さは やっぱり色彩かな
仕立ての技術も 少し古くてダサイです(良く言えばレトロ)
今回、織物の勉強というよりアジア文化のロマンを感じ
それはそれで良い時間でした
何より ほとんど手織りですからね

次はK師範の用事 バンコクバンクに自分の口座を作る!
まずはタクシーで日本大使館に行き 
運転免許証の写しを発行してもらう事で30分程度かかり

ちなみに こいつらはタイで指名手配の日本人ですが、、、

書類を持ってタクシーでバンコクバンクに行き
日本語が堪能な女性に口座を作ってもらうこと30分程度
これでK師範の定年後の移住計画が 一歩前進したのでした

夕飯は トムヤムクンを注文しました
タイでの食事の基本的なルールは
お釣りの小銭を取らずに店にサラッとチップとしてあげること

例えば二人で885バーツ食べて、1000バーツ札を出し
お釣りの115バーツから100バーツ札だけ財布に入れ
15バーツは 置いて帰るという
とても粋な スマートな習慣があります

ホテルの部屋に案内された時や清掃のおばちゃんには
20バーツ程度(50円) 置いておくのが基本だと聞きました

自分の部屋に帰ると洗濯します
身軽な旅行にしたいので下着などは二枚しかなく
毎日洗って干しとけばいいという考え、、
暑い国なので すぐに乾きますよ

そして今日から本格的に 深夜徘徊が始まりました

ここは歓楽街 「ナナプラザ」 の前
時間も人生も忘れ、とっても楽しく過ごしましたが
いくらなんでも 写真のアップは不可能でございます
皆さんのご想像におまかせしますが
多分、想像を超えているでしょう、、、続く。