バンコク 其の三

バンコク ルンピニースタジアム


ここは「ラジャダムナムスタジアム」と並ぶ
本場ムエタイの殿堂
会場は扇風機があるだけで ほぼ外気で試合しますが
ビールやつまみは しょっちゅう売りに来ます


ムエタイ用品売り場もたくさんあります
日本より格安なので K師範は練習グローブやヘッドギアを
たくさん仕入れていました

写真は昼に撮影したもので、本番は18:30からです
タクシーを降りた外国人には 迎賓用の美女の出迎えがあり
直接料金を払い リングサイドまで案内してくれますが
金属探知ゲートや警備員がとても真剣で いい雰囲気でした!

料金は2000バーツ(5000円)で、本日は11試合ありました


子供の戦士です

「金賭けとうとぞ! いけや! やれや!」

前座では 子供の試合が続きます
しかし観客もセコンドもプロモーターも金を賭けてますから
本気で応援しています 地鳴りがしますよ!
なんだか 大事に育てた「闘鶏」を戦わせている感じで
怖〜いですよね


大人の試合は 完成された動きです
選手のレベルが高いほど それは美しく見えるもの

試合は 3分で5ラウンド制 
ルールで K-1と違うのは ひじ打ちが認められていること
いい角度で入ると顔面は変形し 血が噴き出してきます

ムエタイの1ラウンドは だいたい様子見で軽く打ち合い
2〜4ラウンドが勝負!  そして勝敗が決まってきたなと
審判や選手が納得すれば 5ラウンドは軽く流します
それに選手は非常にディフェンスを練習していますので
派手な失神KOなど あまり見れません

年間100試合近くやって稼ぐ選手もいますから
大きな怪我は お互いがしたくないわけです
そのあたりのスポーツマンシップが 僕は大好きです


最近の スター選手

最後に この会場を盛り上げている 生バンドも凄いです

タイ独特の ピーヒャラリ〜を 全試合休まず演奏し
試合が白熱してくるとテンポも速くしていくんですよ
日本の国技である 「相撲」の行司の はっけよいのこったに
ちょっと似ています

いや〜 興奮しました
今回の記事は 少しマイナーでしたでしょうか、、、
続く。