師匠の教え、自然素材

雪で寒かったですね、、
今日は笹竹の大小を作るため、近くの山へ、、、

師匠の教えの中に、機織に使う道具はなるべく自然素材で
しかも自分で作ることが大切だとあり
それは昔の職人の知恵や伝統を受け継ぐということでも
あって、無駄遣いをしないことでもあるのです

竹は、冬のものに限ります
夏のものは乾燥させた時、皺が入って使い物になりません

採取したら枝と皮を取り、節の部分をナイフで削っておき
乾燥後に紙やすりで表面を磨きます

出来たものは、小管、あや棒、糸つぎ棒、糸干し、などなど
いろんな場面で活躍します

ホームセンターでプラスチックの棒を買えばすぐに済むことも
こうして冬場に作っておくことで
自然との調和を感じるのかも知れません