今回は専門的な記事になります
自分も 「おさらい」 のつもりで簡単に書いてみます
前回、糸巻き機で 「木枠」 に巻き取った糸が31個あり
「あぜ」 の仕掛け通りに並べて置き、糸を引き上げます
上部の棒にも 「あぜ」 の輪があり、そこに通します
さらに 「あぜ」 がある穴に一本ずつ通すことにより
番号順と色が合っているかどうか確認できます
さらに 「おさ」 に一本ずつ通し
ここで上下させることにより 「あや」 がとれます
「あや」 がないと布にならないので これが命です
そして整経のドラムに結び、何度も回転させ
少しずつずらせて巻き 着物を織るための幅を作ります
巻いた長さは 37.8㎝x160回=60mと48㎝
その長さで本数が1260本あるので 76204.8
約 76キロメートルほど となります
だいたい巻き終わったところです
途中で糸が切れたり縺れたりで 大変でした
大きなドラムに巻いた糸は、機用の小さな軸に巻き換えるため
裏に回って巻き直します
ここまで
昼の12時から〜終わったは夜の9時、、、
先輩に教えてもらいながらの初めての経験ですし
糸巻き専門の業者がいるぐらい、難しい作業でしたが
なんとか終わりました
先輩ありがとうございました!
*皆様、逆境が訪れても決して諦めてはいけません
救世主が現れることがあるんだと
今回のことで僕はあらためて感じました
工房に帰って、さっそく取りつけます
そして、
以前の糸のおしりと、新しい糸の先を
1260回 手で結べば、また着物4反分の織物がやれるわけです!
風邪も完治し、残糸の処理もルンルンです
春が待ち遠しいですね。