今日は、深夜便で福岡に帰る日になりました
朝食を、いつものレストランで食べたあと、すっかり顔なじみになった
丸顔の店員に、日本に帰るからバイバ~イと言いました
さっき、韓国人の客が帰ったあと女の子が片づけてると、コップが割れてて
手を切って大騒ぎしてましたが、日本人なら、割ってごめんなさいとか
弁償しましょうかとか 言うだろうなぁ と思いました
さ、せっかく晴れてるし、散歩でもしますか
「海の家」 と言っていいのか、ビーチパラソルの準備をしてます
「なに見てんだよ」 って感じの兄ちゃんが、すげ~強そう
天婦羅や玩具や、サングラスの行商も ウロウロし始めます
朝だから、まだ客もまばらです
この時間帯にビーチを散歩するのが、僕は好きですね
パラセーリングが連日の大盛況で、朝からすでに クルクル回ってます
後ろを振り返れば、ド~ンと ヒルトンホテル
次は、いつ来るか分からないという心境で見たことはなかったので
しみじみと、この空気、この匂いを 嚙み締めました
今度は いつカエルかな、、、
この安い部屋にも、結果的に愛着まで湧いてきた頃にバイバイですね
タクシーのおじさんには、今日の、午後8時に予約してますが
果たして約束通り 来てくれるでしょうか、、、
と、思ってたら約束より少し早く、三菱の普通車が迎えに来て
若い兄ちゃんが 「おじさんの代わりに僕が来ました!」 と言うんです
さては あのおじさん、空港までの2時間が億劫になって
長距離専門で稼いでる若い兄ちゃんに任せたんだな、、、と理解しました
ゲストハウスをチェックアウトする時、女の子がすごく名残惜しそうに
握手とかしてきたんで、少し感激してしまいました
運転手の兄ちゃんは、めちゃくちゃいい奴で、九州の男みたいな顔をしてて
「空港まで1200バーツで予約してるけど、それでいい?」 と聞くと
「それで聞いてますよ!僕はハッピーです!」 と言って笑い
「この車、新しくてカッコいいでしょ、日本の三菱ですよ~!」 と
誇らしげに自慢していました
運転中も、一人でブツブツ 歌とか、ラップの練習とかやってて
ときどき振り返っては ヘヘヘ~と笑うんです
それにトイレ休憩はいいすか? コーラ飲みませんか? とか、親切でした
なので、空港に着いた時 「君がナイスガイだったんで1300バーツ払うよ」
と言って渡したら 大喜びをしていました
さて空港では、自分が何番の受付に行けばいいのか
電光掲示板の字が小さいんで、毎回 苦労しながらゲートに向かいます
そして離陸まで時間がたっぷりあるので、店でビールを1本 飲んで
財布の中には 20バーツ札が3枚、、、60バーツ
これ、日本に持ち帰っても仕方ないなぁ~と思いながらトイレに行くと
そこに、小柄な掃除のおばさんが立ってて、ニッコリ笑ったんですよ
だから 「いつも綺麗にしてくれて有難う、チップです」 と言って
60バーツあげました
おばさんは ワイ(手を合わせる行為)までして コプクンカー!と
2回も言って大喜びをしてました、僕も気分が爽快でした
あと、驚いたのは、僕が以前にアルバイトでお世話になっていた
「ベルコ・伊都斎場」 の店長にバッタリ会ったことです
彼らは3人組で、初めてのタイ旅行から帰るところでしたので
「あなたがいるなら案内してもらいたかったなぁ~」 と言ってました
以上、これで
僕の2024年、タイの10日間の報告は終了させて頂きます
自分の思い出として 長々と書きましたが、最後まで読んでくれた方
誠に有難うございました。
最後に、、、
帰国後 グーグル・ストリートビューを見たら
あのおじさんが、いつもの場所にタクシーをとめて
いつものように携帯をいじってる姿を見ることができました
ちょっと ジ~ンときました。