上海日記・ 法華學問寺

前回の記事は

「富裕層のお茶会」 を テーマにしました

では その最先端のコーディネート というか
簡単に言えば 「流行」 を作っている人は誰か、、、

というわけで

その人物 (大熙和尚)に お会いしてきました


ここは 現在建設中の お寺です

浄土真宗とか 既存の宗派のお寺が増えるのではありません
ここの和尚さんが 初代で開山するお寺なんです

おそらく 100年後には樹木も茂り
道端には苔がむしていることでしょう


アジアのお寺といえば

極彩色で 絢爛豪華なイメージもあると思うのですが

このお寺は 
無駄を省いている まさに日本文化のような デザインです


ここの鐘は 日本で造らせて船で運んでいます

特に本堂は

木材や 瓦や 金箔に至るまで 日本のもので

日本人の一流の大工を5人呼んで
その指導のもとに 10億かけて造ったそうです

すべて 和尚の感性で、、ですよ

広大な敷地の 

まだ3分の1ぐらいしか出来てなくて

これから 住居や庭に
それぞれ 10億ぐらいかかるんじゃないかと思われます

そんな壮大な歴史の始まりに
僕は今日 足を踏み入れたんだと思うと 鳥肌もんでしたね


法華學問寺の 大煕和尚に お茶をいただきながら
僕は 上海に来た最大の目的を果たすため
サンプルを お見せしました

やはり 肉食を断ち 妻子も持たず修行に励み

人生の全てを 開山に賭けている和尚の前に座ると
けっこうな 緊張が走りますが

「うん、まあまあだね、、、全部もらっとくよ」

みたいな感じで 

本当に子供のように にっこり笑って
ご購入いただきました


この ご自身をモチーフにしたお地蔵さんのように
茶目っ気のある方、、ですが

かなり ほっとしましたね

また 更に喜んでいただける作品のイメージは
がっつり頭にあります

次回 待ってて下さい


続く。