上海日記・ 禅一

この日 伺ったのは

中国の富裕層が集う 「お茶会」 でした

都心のビルの地下一階 全フロアーが
「禅一」 という 隠れ家的な店舗になっていて

お金持ちの会員さんが
平日の午後 優雅にお茶会を楽しんでいます

受付で 豪華な色紙にサインを書き
階段を降りて行くと

超一流の美術品が 至る所に置いてあります


このような 大きなイベントが開催できる客室や


このような 数人で楽しめる個室もあり
贅沢な上海料理を注文することも できるのです

その ひとつの部屋で
今日は生け花の 実演会が催されていて

日本人の田島さんが
琴の音色にのせて 頑張っていました

上海語で うまく冗談も交えながら
田島さんは 2時間ほど実演をされていて

見てて 誇らしかったですね
日本人、 頑張ってます!


この世界に 食い込んでいくとすれば

今の僕の作風では 
可愛らし過ぎて 浮いてしまうでしょうね

材料や裏地、組紐や根付飾りなど
改善の余地と可能性は 「あり」 です

萌えて、、いや 燃えてきましたぁ〜


僕の隣に ちっちゃい普通のおじさんがいますよね

この方が 王 徳栄さん、 オーナーです

この他にも ビルをいくつも所有している
そ〜と〜な 億万長者なんですよ


僕は以前

中国急須界の王様という人に会いましたが
その人も よれよれスーツの 普通のおじさんでしたね

真の大金持ちは そんなもんじゃないですか
余裕過ぎて 着飾る気にもならないんでしょう 



お茶、、、10杯ぐらい飲みました


続く。