脱走 其の三

前回書いた 脱走 するには
授業中 寝とかな体力が続かんやろうって話

まずね、、、
気が小さい先公の授業は 楽勝で熟睡たい
机にジャージば綺麗にひいて 完全に寝る
時々 先公が頭ば ツンツンしたら

「しゃーしかったい」 て言えばいい

次の授業との合間も ひたすら寝続けて
怖い先公に 頭ばどつかれて やっと目覚めるばってん
教科書ば楯にして また寝とると

今度は やかまし怒られて叩かるう
でも また寝る

今度は 職員室に呼ばれて説教&正座
でも また寝る

今度は 発狂されて 半殺しに叩かるう
でも また寝る


それで だいたい先公も折れ始めて 見放すね
オレだけに時間ば使う訳にもいかんやろうし
所詮は仕事でやっとるんやもん
手加減するし
街のヤンキーに比べたら 怖くもなんともねえやん


以上、 この過程ば 乗り越えられたら
晴れて熟睡できる特権をもらえるってことやろ

でも けっこう厳しいし 根性いるよ〜
グーで殴る先公も おったもんな

オレの席は 窓際の一番うしろで
どのクラスにも 一人ぐらいは そんなバカ
おったげな。