歌舞伎の 隈取ミニ手提げ

一閑張りの ちっちゃい手提げシリーズ!

今回は、歌舞伎役者がメイクする 隈取をテーマに
役どころにちなんだ 小道具を添えて描いてみました



篭の前後左右に 15種類ほどの隈取を配置しています



内側には 雰囲気がある古布を貼りました
取っ手部分は 赤の博多献上帯を使用しています




今度の作品は 隈取を美しく、可愛く仕上げたいということで
古い資料と 新しい資料の混合でいきましたが

祖父が残してくれた資料が大いに役にたちました



色付け完了です、顔彩は特に赤い色が水に滲むので
赤だけは布用の絵の具を使い、アイロンで固めています



ミニ手提げは、ちょっとしたイベントなどで活躍します




これは古いお針箱です、古賀市で友人の江口さんがやっている
「風船かずらの雑貨屋さん」 で購入したものですが

ちょっと遊びたくなって 竜のエンブレムを付けてあげました



妙心寺の龍」 を楕円形にアレンジしたもので
和紙に描き、障子糊で半立体に貼り、柿渋仕上げしています



展示会のディスプレイ用として使わせて頂きます


さて

来週は、熊本に行ってきます

11月30日(水)〜12月4日(日)まで
熊本伝統工芸館 地下和室 午前9時〜午後5時 入場無料

九州地方も寒くなりましたからね
皆さん、体調管理を心掛けて下さい。