美人画の手提げ & いつかその日が、、、

自分なりの大作というものは、他の作品と同時進行で時間をかけ

慎重に制作を進めていくものですが、そのうちのひとつが完成しました

 

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花見の季節、海辺の桜を見物しようと器量良しのお姉さんがほろ酔い気分で千鳥足

砂浜に海女さんの姿も見えます

 

 

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反対側は、神社がある小高い丘の上で

金魚すくい帰りの若い娘と、旅のご婦人がすれ違います

 

 

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景色は、かごを一回りして繋がっています

 

 

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あまり人物を描き過ぎず、のどかな春の日を表現しました

 

 

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内側は柿渋仕上げ、江戸小唄をちょっと書いています

 

 

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これは制作途中、このように景色だけで一度完成させて

美人画の絵を上から立体的に乗っけていくわけです

 

 

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この作品は、来週末から開催される 「十人十色」 で展示いたします

ご来館、心よりお待ちしています

 

さて、

本日、11月24日はとんでもない事が起きてしまいました

 

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矢沢永吉さんのマリンメッセ福岡公演が! なんと中止になったんです!

デビュー以来、一度も病欠をしたことがない鉄人が、ついに喉を壊して休みました

70才のニューアルバム 「いつかその日が来る日まで」 で熱唱されてるように

歌えなくなるまでオレは歌う!っていうのが、今日来ちゃった~みたいな感じです

 

残念ですが、今は早急に治療に専念されて、来年を待ちます! 矢沢さんお大事に!

 

思えば、44年ぐらい前でしょうか、、、

 

親父の転勤で小学校の転校が多かった僕は、ある時、複数人からのいじめに遭います

そして、その一人と体育館で喧嘩したことから、いじめはなくなったんですが

中学ぐらいから悪いことばかりするようになり、くそヤンキーになってしまいました

 

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(16才ぐらいの時)

 

世の中すべてに腹が立ち、子供であることへの怒りや焦りを他人にぶつけて悪さを繰り返し

でかくなりたい! 何か目標が欲しい! という時に

スパーン!と キャロルというバンドがデビューし、矢沢永吉さんを知り、熱狂しました

以来ずっと応援しています

 

 

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この頃の矢沢さん、最高にカッコよかった、コンサート会場は修羅場でしたけど(笑)

矢沢さんの背中や矢沢語録の中で、僕らは男の生き方を教えてもらいました

今でも下品に騒ぎまくるファンを見て、いったい何を矢沢さんから学んだのかなぁ~と

思いますね(笑)

 

矢沢永吉」 これからも死ぬまで人生の師匠です。