工芸品、全国大会に行きました

最近は、さして気分の高揚もなく
平成最後の秋を静かに過ごしております


一閑張りで、ポシェットのようなものを作りました
あと一個ぐらいやってみようかな


猪鹿蝶のお盆です

こういうお菓子などを入れて使って頂きたい


先日

伝統的工芸品の全国大会が福岡マリンメッセで開催されました
その中で気になったものを、ちょっと紹介します


まずは、お蚕さんですね、女性の指ぐらいあります
素晴らしい絹という糸を作ってくれますが
食べると非常に栄養価が高いということはご存知ですか(笑)


手紡ぎの実演をされてました、僕はこのような糸を山形から
送ってもらって使っているのです


スケボーに浮世絵は斬新なんですが、手描きではなく転写のようでした
どうせなら手描きで、迫力あるものが見たいところです


江戸切子と有田焼のコラボ作品、これはレトロ感が出ていて
センスが良くて素敵でした、作家仲間でもコラボをやりますが
これぞ本物同士のコラボ! という気がします


手前から、漆、竹細工、寄木細工、江戸切子 のミニ列車です
まあ鉄オタなら 欲しいかなってところ


浮世絵にガンダム、、、う〜ん、こういうのって
僕みたいなアウトロー作家がやるべきもんじゃないのかな
他にも、キティーちゃんのピンクの帯とかありましたけどね


知らないおじさんが (多分大先生なんでしょうけど)
博多人形の実演をされていました、これはやってみたいです


博多織りのディスプレイは、若手の女性陣が頑張ったみたいで
とても美しかったですね


久留米絣藍染作品に、品質の高いシャツなどが出ていました
時代に押しつぶされていく工芸品が増えているなかで
新しい動きが必要になってきているようです


昔は、家に必ず将棋のセットがありましたね
歩を一個でも失くすと大騒ぎでした



(八女提灯の作品、可愛いです)


(蒔絵の作品、これは凄かった)


友禅の下絵の仕事です、僕も一閑張りで同じようなことをやりますが
時々、子供がぬり絵をやっているようで、おかしくなります



(奈良筆の田中先生も頑張っておられました)


佐賀県の彫刻ものですが、祐徳稲荷という有名な神社の本堂の
両サイドに、これと同じでっかいお面がありますね


このお店は、浮世絵の原版が現存してないので、職人が復刻して
その原版で刷ったものを販売しているそうです

その仕事、手伝いたいなぁ〜とか思います


以上。