雨ニモ負ケズ、、、刻字風バッグ

九州千歳会、日本刻字協会
書家・宇野星河(雅号・春鳥)さんとのコラボが実現しました!
https://www.facebook.com/seiga.uno

冬場から構想をねっていましたが ついに完成です




題して 「雨ニモ負ケズ、、、」
そう、日本人なら誰でも知っている 宮沢賢治です

少し前に、宇野さんから 「毎日書道展」 の招待券を頂いて
刻字の世界って面白いなぁ〜と思っていたんですよ

そんで

何か練習のものでもいいから宇野さんの書をもらえませんかと
お尋ねしたところ、すぐに送って下さいまして




こらぁ〜やっぱ 下手なもん作れないぞと 
コツコツ 書の複写を立体にして貼り付けていきまして

刻字じゃなく、、、刻字風ですよ(笑)

刻字というのは書いたものを木版に貼り、字以外の場所を彫刻刀で
掘り下げてデザインもつけて、さらに字の部分に金箔などを貼って
仕上げるという 非常に手がかかる美術品です



(参考までに・三宅梵先生の作品)


ですから、僕が刻字風なんて言っちゃうのも おこがましいのですが
まあ勘弁して下さい



版画調の宮沢賢治や 雨ニモ負ケズ が完成すると
今度は 字以外の場所を弁柄の塗料で塗っていきます

マスキングテープも使えない一発勝負です
べらぁ〜と失敗すると 和紙からやり直しですからね





そして字の部分には 金色の塗料を塗り、柿渋で全体を二度ほど
仕上げています
裏側は、版画調の 「セロ弾きのゴーシュ」 をデザインしてます



内側にも 抽象的な書を配置しました



宇野星河さんの 「筆の OF」 が素敵だったので
これもちょっと ワンポイントで、、、

いやぁ 真剣に楽しんでやっちゃいました
異業種の方とのコラボは 作業の空気感が違います

ありがとうございました、



なるほどにゃぁ〜。