織田信長と 十三人衆

渾身の 「一閑張り籠」 仕上がりました



題して 「織田信長と十三人衆」 です
一閑張りを手掛けて およそ2年になりますが、下地の処理や
絵付けの技術など ようやく自分なりの手法を確立できたと思います

まあ、その集大成のような作品が この一品です



取っ手は、長さが調整できます



内貼りは、織田家を中心とした戦国の武将の家紋です(僕の手描き)
今回の織田信長以外の十三人とは

佐久間信盛柴田勝家丹羽長秀明智光秀細川藤孝佐々成政
前田利家前田慶次羽柴秀吉滝川一益池田恒興宇喜多秀家

それと我が博多の殿 黒田孝高(官兵衛)です



ここです、逆さまのお椀で有名な 「銀白檀塗合子形兜」 ですね
かなり面白いですけど、当時の敵はこれ見て震え上がったそうですよ


ここで、

作品の手順を少し紹介しましょう



貼りたい籠の側面を計算して、まずパーツごとに絵を描きます



着色まで終わりましたら、並べてみて絵の最終調整をします



この角がポイントですね、絵が 1ミリでもズレたらダサイので慎重に、
ちょっとしたコツもありますが、長くなるので割愛します



継ぎ目がまったく見えませんね、かなり大成功です



写真では分かりませんが、この 「御舘様」 をはじめ
全員が半立体で飛び出しているので、面白い仕上がりです



いかがでしょうか、税込30000円でおゆずりいたします


さて、先日ですが


あっという間のGWが過ぎ、娘が埼玉に帰りやがりました

もろ福岡県民の姫は やっぱ九州がいい!九州がいい!って連発です
そんなら彼氏を九州に引っ張って来たらど〜なのよ

そんで、いつ結婚式をあげんだ?って聞くと
今、彼氏と二人で金を貯めてて、ハワイで式をあげんだと、、、

「なら、二人であげてこいや、父ちゃんはタイに行くカネはあっても
  ハワイに行くカネないからな、、、」

と 言うと

ちゃんと両親のぶんまで お金を貯めてるよ! って

くぅ〜〜、泣かせるじゃねえか
よか子供じゃぁ〜 父ちゃんは猛烈に感激したばい



というわけで、いつか行こうぜ ワイハ〜へ
こっちも積み立てしなきゃな。