絵心経の バッグが完成

江戸時代、庶民の間で広まったという

「絵心経」

漢字が読めない百姓などが
「般若心経」 を覚えるために使ったんでしょうね

これは、妹のアイデアから創作しました


取っ手は、結び目を変えるとショルダーになります



まだ、下絵を描いている時です
5月のこの作業で 実は軽く50肩が悪化したんで

タイで右ストレートを打った時 痛えのなんのって(笑)

50肩は

すでに持病になってきてるんで あまり無理をせず
自分の体と相談しながら絹糸も触っています

「オレ、いつまで職人できるんだろうか、、、」

そして あといくつの作品を残せるんだろう
そう考えると なんか自分で感激してしまいますね

ちょっと変態っぽい ロマンですね〜?
 


竹かごに張り付けて 柿渋を塗る段階です
後のことを考えて、絵以外の場所を塗っていきます



だいぶ柿渋が濃くなった頃、一度だけ全体にも塗ります
まだまだ色は濃くしたいですが 一応は 完成です

かご全体に書かれた幼稚な絵が とってもキュート!



内側には 通常の 「般若心経」 も書きました 



お坊さんも おられます



大きさは このぐらいです

絹屋なのに かごばかり作って可笑しいでしょうが
今はハマってるし 要望が多いのです



こんなふうに天日干し

一閑張りは 夏が勝負ですからね。


追伸・ 明日は埼玉から天使がお盆で帰って来ます!
    空港へのお出迎えは 朝8時出発
    
    楽しみ〜っす(笑)