一閑張り (いっかんばり)

鹿児島で と〜るにもらった焼酎 「風の岬」 を
昨日から飲んでます

うまいばい、ありがとう!



最近は、友人から竹の篭を譲ってもらいましたので
以前から好きな 一閑張りの工程で 

大きめのバッグ作りに 取り組んでいます


まずは、野間大池のローソンの前にある
「幻邑堂」げんゆうどう という古本屋へ行き

昭和初期に発行された 
小唄の本や、能の本を探して 購入しました

どう見ても100才ぐらいの 小さなおばあちゃんがいて
ブックオフにはない古いものが いっぱいありました
古本屋、案外楽しいですよ



一閑張りは 少し教われば誰にでも出来る民芸品ですので
差別化を図るなら 柄のオリジナリティーですね


最初は 貼る場所のサイズに合わせて
絵や 書を たくさん描いていきました

東洋の神秘性を感じる武士の世界や
能などを題材に筆を進めます


下地には 厚めの和紙を糊で貼っていきます


その上に 柄を描いた和紙などを
空気が入らないように 刷毛で伸ばしながら貼ります


一度 完全に乾かして
仕上げは 柿渋の塗料を塗り込んでいくのです


左のくずかごは かなり前に作ったもので
家紋の柄をたくさん入れてみたものです

柿渋は 5回ぐらい重ね塗りしたと思います

右のかごは 本日 一回目です

完成までには まだまだ日数がかかりますし
最後は布で ふちと取っ手を付けなければなりません

9月の展示会に間に合うか微妙だなぁ

完成品は

また ずっと後で アップさせていただきます。