タイ 2014 ホテルサワッディー

始めは 淫靡で猥雑な雰囲気を味わいたくて

ソイ・ハニーにある、サワッディーサンシャインという
古いホテルに二日間の滞在を決めました

この街が人気の絶頂だった頃 建ったホテルでしょうね
今では不審な中東人や白人の巣になっています


ROOM 449B って見えるでしょう
449バーツです、一泊が 1400円ていどなんですよ


フロント横に タトゥー屋さんもありますねぇ

滞在中にチクチクッと 肩に入れて3000円ぐらいかな
かなり不衛生でしょうが 安いっちゃ 安いです


正面には Mr.GUCCI なる
インチキ臭〜い紳士服屋も とってもキュート

さて 部屋はどうなんでしょうね、、


まあ、コンクリート壁の 六畳一間です
窓もガラスのブロックで塗り込んでありますから
閉所恐怖症を持ってる人は 耐えられないかも知れませんね

エアコンが グワオ〜っと怪獣みたいに吠えていました


はい、お約束のケツシャワーです

トイレットペーパーはありません 左手で菊の門を擦って下さい

そして 朝がきました

こちらは バイキング方式の朝食です


こんな風に 見た目を気にして皿によそう僕は やっぱジャパニーズ
欧米人に この感性は少ないように思えます

いつ見ても蟻がたかっているコーヒー用の 砂糖
気持ち悪いですか? 蟻以外をすくえばいいと思いましょうよ


ちょっとおい パンかてぇよ


この人ね 英語で毎朝しゃべりかけてくるんですよ
アーユーフロム? って言っても答えないし
ワッチュユアネーム?って言っても JJさ とか言って

ただ スシ、フジヤマ、シモノセキ、ヤマノテセン、モエ〜とか
笑わそうとしてくるだけなんです

いったいタイに 何をしに来てるんだろうと 思います


いつもタイに来て不思議に思うのが
年老いたファラン(白人のこと)がバーカウンターで 
ずっと、ぼ〜っとしてること

ビール1〜2本で ぼ〜っとしてます

僕が午前中出かけて 昼に戻った時
まだ その椅子に腰かけてる人もいます

僕も どんな気分になるんだろうと、一時間ほどいました
なんとなく隣に 英語もタイ語もしゃべれないドイツ人などがいて
目が合うと へらっと笑います


答えはおそらく

何もしないために この 南の小さな海辺に来ているんです

何も しないためにです



続く。