レンタルの畑が終了

僕の工房の前は
左が レンタル畑で 右が 水田でしたが
年間3万円で 指導付き、井戸付きだった
左のレンタルの畑が ついに閉鎖されました

これは 2年前の写真
現在は 耕されたまま 放置されています


テレビで観て 芸能人が菜園をやってたりするから
初めは 珍しくて楽しいのかも知れませんが
百姓っていうのは 甘くないですよね

水やり、雑草取り、肥料まき、害獣や害虫や病気の駆除

それらの作業を 天気に関係なく、体調に関係なく
蚊やアブに刺され、蛇やムカデに驚いても
必ずやり続けなければ 作物は実りませんからね

それに似た感じで

僕たちの仕事って 当然いろんな職人さんに会えますが
どの工芸の世界も とても奥が深くて面白く
特に使っている手作りの道具などに興味があり
すぐ 自分もやりたくなってしまいますし
そこそこ やれる気もします

しかし そこそこなら やらない方がましだと
僕は思っています
本気で他の工芸品もやろうとしたとしても
人生の残り時間が足りません

この道だけでも 果てには届かないでしょう


人は 思ったより器用な自分を発見したあと
その先の先に 不器用な自分を認めてしまうもの

だから 一本の道しか進めないのでしょう

趣味というなら 別ですよ。