星を見ると、、

中学ん時は分からんことばっかいで
親父が宇宙は無限に広がっとるて言うけん
オレは悩んでしもうた

無限ってなんや? この世に無限やら無かろうもん、、
ずっと進んでもキリがねえって悲しくねえか
ならオレってなんや、ゴミ以下やんか

眠れず考えた
いつか死ぬけど、オレの一生なんか宇宙の歴史に
比べたら一瞬以下やん、悲しいやん
オレがおったことやら誰も知らんごとなるやん
なら、
やりたいことやったが勝ちやろうもん

中学やけん、やりたいことばっかりあった
酒飲みたい、煙草吸いたい、女抱きたい
暴力ふるいたい、物かっぱらいたい

青春時代は毎日が焦っとった、じっとしてらんない
なんか楽しいし、なんか怖い
ちょっとしたことでバカ笑いしたり、ブチ切れたり
早く大人になりたかったげな

子供であることが悔しくて、悔しくて
星を見ると悲しくなった。