ブルース・リー

燃えよドラゴン」 はオレが過去観た映画の中で
一番ショックを受け、感動した映画やった
あまりの感動に上映中、2回行き、朝から続けて3本観たから
合計6回観てしもうた (昔は映画館に一日中いてよかったんよ)

まあガキだったからだろうけど、今現在でもずっと
熱烈な格闘技ファンであるのも最大の影響はブルース・リーやね

近所のおじさんが空手の師範で、かぶれていたオレに巻きわらを
作ってくれたから練習したけど結局は道場には入らず
友達とヌンチャクやトンファーの練習したり瓦や板を割って遊んだり
ボクシンググローブを買って本気で殴り合ってみたりと
面白そうな事ばかりする軟弱もんやったね

とにかくカンフーブームが来て、空手ブームも来た
ベニーユキーデとかスター選手の雑誌を買ったり極真会館の創設者
大山倍達に関する本を買うと熊殺しのウイリーウイリアムスなどの話で
興奮しまくっとった
テレビでも沢村忠を題材にした「キックの鬼」とか倉田保昭主演の
『闘えドラゴン」とか大山倍達の「空手バカ一代
デビットキャラダインの「燃えよカンフー」
それにキックボクシング中継の富山勝治や稲毛忠治
ボクシングでも具志堅用高などが出てきてめちゃめちゃ面白かったね

ただ、あの頃から思ってたのはタイから連れて来る選手はいわゆる
(かませ)で、本物じゃなかった、プロレスも同じだよね
本場タイには凄い選手がいると知っていたので
大衆の娯楽のような扱いが嫌やった

オレは立ち技世界最強はムエタイだと思っていて、それは異種格闘技大会に
強いということじゃなく格闘技としての完成度、技の美しさ、無理に相手に
とどめを刺さない精神性などが世界一だということなんだよね

総合格闘技も、観ると興奮するし迫力あるけど少し殺戮的なとこが
あって美しさには欠けるかなぁ
でも路上で喧嘩したら総合の連中が一番強いだろうね

話はつきないので、このへんで。