後藤家の十八番は墓参り

前にも言いました
うちの母が熱心なのは墓参りです
しかも実家よりも嫁ぎ先の後藤家の墓です

春の彼岸、秋の彼岸、お盆、命日3人分、
最低で年に6回は連れて行けと頼まれます
母の願いを叶えるのは僕の小さな親孝行です

場所は加布里湾を望む小高い岡にあり
糸島の田舎道を季節を感じながらドライブします

母は 「久しぶりですね、淋しかったですか」 などと
両親に本気で話しかけますが、僕は霊の存在を信じては
いないので、ご先祖様に感謝をしながら手を合わせます

僕は思います
先祖に僕そっくりの人がいたはずで、その人も手仕事を
やってて、同じように悩み、楽しみ、死んでいったはず、、

その人は遠い未来に僕のような奴が生まれるだろうと信じ
先祖を敬ってくれないかな〜なんて思ったんじゃないかと
そして君が織物をやってる遺伝子は僕からきてんだよ〜
そう言ってるような気がしています

だって、僕も今、未来の人にそう思っているから

帰りに、糸島の土手でつくし採りもしました。