女子力は恐るべし

展示会をやる度に必ず何かを掴みます
それは売れ筋のデザインであったりアイデアだったり
開拓できそうな分野だったり、

時には今まで自分は何を勘違いしていたのかと思うほど
良いと思う作品が売れず、変な物作ってしまったなあと
思っていた物が売れたりするんです

僕は案を練りに練って、これでもか! というぐらい
ひねりを加えて自己満足するタイプです
面白い作品というのは例として言えばアンバランスとか、
意外な展開を見せているものだと思っています

そうしてやる気満々で作った物が必ずしも良いとは限らず
余り糸でサラッと織ったら良かったり、、、
結局頼りは、やはりお客さんの目ですね
お客さんは女性 (圧倒的におばちゃん) が多く
自分に似合う色合いはもちろん、僕が苦労して手がかかった物ほど
さっと掴んで 「これいいわねえ」 とおっしゃいます

織物の行程が分からなくても価値は分かる
きっとお洒落の勘が鋭いんでしょうね
女子の力は恐るべし
女子の意見は、いつも真剣に聞いています。