良の考え 其の四

日本の工芸品や和食は日本の風土に合っていて、日本人の健康に役立ってきた事は皆さんご存知でしょうが、現実はプラスティックやビニールなど安くて自然に戻らない物が中心で、職人の腕やそれを理解できる人の存在が段々と隅に追いやられています
先日、石原慎太郎氏がテレビで言ってました、
この日本は金銭欲、物欲、性欲に犯されている、日本人の誇りを持つ
人間が少なくなった、一度ぶん殴られないと分からないのだと、、、
このぶん殴られるとは不自由な目にあうという事でしょう
立場が良ければ怒り狂い、悪ければ飼い犬に成り下がる卑屈な仕事のやり方が大人のテクニックなんでしょうか?
切腹するほどの悪いことしたのに、ただ辞任するだけで逃げられる
この国はなぜ一生を銭に囚われて生きるのでしょうか
何のため、子供に不自由させないため、老後の安心のため?
とにかく平気で嘘をつく人が多すぎる、言いたいことを言わない人が多すぎる
本当の事を言うとはずされる
腐っている、、、が、いやまだ腐ってない人もいるのです
自分はこう生きる!と決めて生きる、儲かる得するという概念では動かない意思、やりたいからやる、ダサいほど真っ直ぐな心
そんな男、或いは女、、、僕の知り合いに意外といるんです
逆を言えばそんな覚悟がないとプロの職人にはなれないでしょう
僕はそれをサムライであると信じます
それほどに日本の文化には魅力があるのです
何年も修行して、やっと出来るようになる、ダサいようでも全身で
感じられる幸せというものがあります
そしてあまり人の目につかない所で真剣に汗をかいている職人の
作品を手に取ってみて下さい、きっと感じます
誇り高かった日本人の優しさ、気高さ、精神性を、、、
さあ、そろそろサムライの逆襲が始まります